小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

「ゆる募」♡を増やす方法「余命3年」

こんばんは、店主のけんじです!

 

最近結構動けるようになり、少しずつごはんづくりに参加できてます。

昨日は夜ご飯に餃子を作りました。

中に刻んだカリカリ梅、チーズとか入れてアクセント加えました。

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餃子

 

そんでもって今朝は、シュークリーム作りました。

最初の記事でもお伝えしましたが、

僕はおとめ座の男

お菓子作りという女子力高いことも好きなんです。
 

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さて、初めて小療理屋(小料理屋)っぽさをアピールさせてもらったところですが、

今日は

<余命宣告>

について書きます。

ド級にヘビーな話題に見えますよね。

どれくらいヘビーか例えるなら、そう、

・レポート書くのを忘れたまま伝説のポケモンと戦闘をしてしまう

・釣りしてる時、屈んだ拍子に胸ポケットから携帯が海にダイブしてしまう

・麻雀でリーチ直後に国士無双を追っかけでオープンリーチされ一発で当たり牌をつかんでしまう

これくらいヘビーです。

 

・・・え??全然軽いじゃん!!って??

不思議なものですが、今では本当にこれくらいの気持ちなんです(笑)。

しかし平均余命を告げられた時は、

言葉が出ない、平常を装えない、誰かにすがり泣くことしかできない

流石の僕でもこんな状況でした。

 

あれは手術が終わって、ある程度回復してきたときでした。

今後の治療方針について薬物療法科の先生に話を行く機会がありました。

たしか、12月27日とかだったと思います。

僕は先生の話を聞く前、

「手術無事に終わったって聞いたし、あとは薬で抑えれば余裕じゃん!」

くらいの気持ちでした。

診察室に入って少し話をしたあと先生から、

「平均余命についてはお話しても大丈夫ですか?」

という旨のことを聞かれました。一瞬、思考が止まりました。

咄嗟に震える声で「大丈夫です。」と言いました。すると、

「あくまで平均の余命ですが、2.5~3年です。

と宣告されました。

その瞬間、血の気が引く、力が抜ける、めまいがする。

生きた心地がしないっていうのはこういうことを言うんだなと実感しました。

その晩は彼女にすがり付いて泣きながら、

もっと生きたい、死にたくない、こわい等々

考えうる限りの不安をぶつけてました。

そのおかげでその日はぐっすり眠りました。

 

 

次の日、朝目が覚めると

心がめちゃくちゃ元気でした(笑)。

不安な気持ち、悲しい気持ち、全部吐き出したからでしょう。

どれくらい元気になったか例えると、今の状況を

 

けんじ Lv. 25 LP ♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

くらいに思えるようになりました。

分かりにくいですか(笑)? では、ご説明いたしましょう!!

 

フィールドを旅するゲームだと、主人公が道中でダメージを受けて、

体力が削られることがありますよね (ゼルダの伝説とか) 。

そんな時あなたならどうしますか?ほっときませんよね?

そうです、

敵を倒したり、草を刈ったりしてを探します!!

 

同じ様に僕も主人公なので、

ダメージを受け無い手段、体力を回復する手段を試すぞ!

と余命宣告を前向きに受け止めることが出来ました!!

 

 

・・・分かりやすかったですよね!?ね!!

今回の経験から1つ言えることは、

不安とかをひっくるめて思ってることを全部伝えれる人の存在がとーーーーーっても大切

ということです!!

誰かのそんな人になれることって、僕はすごい嬉しいことだと思います。

そんな人がいる人生って、すごい素敵だと思います。

皆さんも、周りに悩む人がいたら少し手を差し伸べてみてはどうでしょう!

きっと、自分の人生が素敵なものになると思います!

 

 

長文でしたが、お付き合いいただきありがとうございました!

また次回もよろしくお願いします!