闘病戦士チケンジャー 第3話「グリーン、退院する!」
みんな、久しぶりだ!
チケンジャーグリーンのけんじだぞ!
数日間検査と称して施設に幽閉されてたが、
命からがら脱出してきたぞ!
体に穴をあけられて、俺の身体の一部を採取したらしいが
いったいどんなことに使うんだ…
解明しなければ、大変なことになる気がするぞ…
改めて、こんばんは。
店主のけんじです。
無事、退院しました。
肝生検で採取した組織から何が分かるのか
これは純粋に気になるので、
暇を見つけて先生や治験コーディネーターの方に聞いてみたいと思います。
さて、今回の入院ですが
1回目、2回目と比べるととても楽な入院でした。
お腹を切る事もなく、
38度を超える高熱に悩まされることもなく、
脱水症状で吐き気に悩むこともなく、
とにかく平和な日々を送れました。
特に、食事が普通食だったのがなによりの救いでした。
あかもくも出ました。
テンションが上がり過ぎてて写真はブレブレです。
普通食の時は病院食は美味しいの??
味覚には個人差があると思いますので、独断で言わせてもらいますと、
不味い(ことのが多い)です。
白身魚が出た日には絶望します。
冷凍のアブラガレイでしょうかね、
油でテッカテカなのに、ほぼ無味。胡麻油飲んでた方が美味しいです。
しかし、せっかくの食べ物をいただかないなんてことはできません。
「人は生きるために食べるもので、味覚を楽しむためにたべてはいけない」
と、どこかで見た名言を頭の中で繰り返しつつ、
医食同源、これは医食同源なんだ…
と、若干かじっている東洋医学を感じながら、
ありがたくいただきました。
僕はごはんを食べる・作るのが好きということもあり、
味にうるさい方だと周りからよく言われますが、
特にうるさいわけではなくちゃんと食べる主義です。
ですが、それがあまり広まってないせいか、
手作りのものを食べてもらう時にとても緊張するとも聞いています。
今ここで、バレンタインデーに手作りチョコをあまり貰えない理由が解明できました。
それはまた別の問題だって??
何にもしないからちょっとこっちにこようか^^
・・・
先ほど、
人は生きるために食べる的な言葉を紹介しましたが、
それは、そうせざるを得ない状況に限り発動させます。
経験上、
「食事は栄養摂取だから、いつも適当に済ませる」
といっている人と仲良くなれた例が少ないです。
「食は人なり」
これは、食べているものが、その人の人となりを表す的な名言で、
医食同源にもつながるんじゃないかなと思います。
何が言いたいかと言うと、
みなさん食事が楽しめる時は存分に楽しみましょう、味わいましょう。
楽しめない状況になってしまった時は、
甘んじて受け入れましょう笑。
ということです!!
・・・
さて、しばらく食について語ってしまいましたが、
最後に治療経過についてお伝えします。
現在、5クール目の抗がん剤治療が終了しています。
5クール目は入院での治療とのだったので、
血液検査の結果等を聞かないまま治療に入りました。なので、
腫瘍マーカーの話がないぞ・・・
数値あがっちゃったのかな・・・
と不安が頭をよぎりました。
そこで、担当の治験コーディネーターさんに
「今回の血液検査の結果ってー・・・」
と伝えたところ、
「印刷したの渡そうと思ってて忘れてました!!」
とパタパタ取りに行ってくれました。
黒髪ポニテール、白衣、あわてる可愛さ、
「あぁ…あなたがリケジョの鏡か…」
と思いながら待っていると結果の紙をくれました。
213!(前回約290)
おお、下がってんじゃん!!
下がり幅は小さくなっていますが、確実に下がっています。
数値が下がっているのですから、下がり幅は小さくなって当然ですね(笑)。
ちなみにCEAの上限値は5 (ng/ml)。
道は長そうですが、このまま右下下がりしておくれやす。
今回は血液検査した全ての項目が載った紙をくれたので
上から下まで見てみましたが、
異常な数値が出てるのはCEAだけなんすね(笑)。
肝機能のAST、ALTは正常値で安定しており、
白血球とかそこらへんも正常値でした。
検査の結果を知る前は毎回不安がありますが、
今回もいい結果でうれしい限りです。
このまま、順調にいってくれることを祈って
次回の治療にのぞみます!!
それではまた!!ヽ(^o^)丿