小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

ははのことば〜また、素晴らしいご縁に恵まれました〜

梅雨が明けてから、ものすごーく暑いし、雨ばっかりだし、、、

明らかに、昔とは気候が変わってしまいましたね。

まずまず、みなさん、お体に気をつけてお過ごしください。

 

こんな不快な中、とてもありがたいご縁に巡り合い、私はとても心地よい日々を過ごしています。聞いてくださいね。

 

【2年半前、賢治くんが最後の入院になる前のエピソード】

病が進行し、毎日身体の痛みに闘っていました。

痛みを逃すためにと、雨の中散歩に出かけていた日もありました。

何もしてやれないやるせなさ。

無理しないで、って言うのも、なんだか、彼の気力に負けて言えなかった。

それくらい、彼は耐えながら、一生懸命やりたいことに向き合おうとしていました。

 

背中が痛くて、痛くて、何箇所か瀬術院に通っていました。

でも、なかなか普通に食事を食べれるところまで行き着かず、、、

 

最後の入院の前の日の朝、私は出勤前に彼に会いに行きました。

また、痛み止めの散歩から帰ったところみたい。

 

背中が痛い。

ネットで見つけた接骨院にいくとのこと。

 

施術予約をしたのは四ツ谷接骨院の藤本先生でした。

 

がん患者さんもかかっておられ、評判がいい先生という情報から、そこに決めたようでした。

 

でも、その日は車を運転させるのも心配な様子で、

でも、絶対行くと!

 

はい、気をつけていってらっしゃいね。って。

心配をお土産にもらって、職場に向かいました。

はぁ。。。って感じで。

 

さて、退所後、彼の家に行くと

 

「お母さん、すごい体が楽になった!背中が全然痛くない!今日なら、ご飯食べれるかも!」

と明るい笑顔がありました。

 

まりえさんが仕事から帰ってきた時、そんな空気の中で、久々に3人で笑顔になれた。

 

「うどん、食べにいっちゃいます?」(まりえさん、指を立ててクルッと回しながら)

「まだ、つるつるうどん、やってる?8時だけど」(ちょっと心配そうな私)

「大丈夫、8時半までだから!カツとじ食べたい!」(うれしそうな賢治)

 

眼を閉じれば、その光景はまだ私の中に浮かんできます。

無意識に、しっかり、焼き付けたから。

 

うどんやにて。

彼はカツとじを一口。

「美味いなぁ〜」って。

 

翌日、入院となりましたが、そんな楽しい最期の晩餐が出来たこと、本当に印象深く、楽しかった。

本当に良かった。

(エピソード終わり)

 

施術していただいた藤本先生に一度お会いしたいと思っていながら、なかなか訪問できませんでした。

 

でも、今週、お会いできたんです!

お礼もお伝えできたんです!

 

どのように、どうしてかって?

 

リレーフォーライフにご協力いただいている医療関係の方(私の師だと勝手に思ってます!)が、「藤本先生もルミナリエ描いてくれるから、持っていける?」と声をかけてくださったんです。

 

行きますとも!行きますとも!

 

先生とお会いし、

あの幸せな最後の晩餐の機会を与えてくれたことの感謝の気持ちを伝えられて、

私は本当に嬉しかった。

リレーフォーライフ、参加して居て良かった!

参加してなかったら、絶対こんな機会は巡ってこなかったから!

 

まとめ

私が思ったこと、みなさんに伝えたいことは、

 

動いていたら、きっと、欲しい何かに巡り合う

ってこと。

 

「どうしよう、できないよ」

⇨「やってみようかな」

って、ちょっと気持ちを切り替えて、一歩踏み出してみませんか?

 

私だって、通知表に「消極的、引っ込み思案」って、いつも書かれてました。

本当だよー。

 

変えるもの

変えないのも

あなた次第!

 

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。