ははのことば〜小療理屋誕生にまつわるお話〜
金曜日、山間部に出張した時、雪がひとかけらヒラヒラと。
急に寒くなりましたね。
皆さま、どうぞご自愛くださいませ。
今回は、
小療理屋店主 賢治に多大なる影響を与えた人物とのエピソードを。
我が家はあまり外食しませんが、
”もし出かけるなら美味しいものを食べたい!”
という方針で、それは子どもが小さい頃から続いています。
”三子の魂百まで”と言いますが、特に小さいうちに、物の正しい味を覚えた方が良いと考えて実行してきました。
よく周りから、
「小さいうちなんて、ファーストフード食べさせておけばいいよ。どうせ味なんかわかんないし。全くブルジョアなんだから!」
なんて言われましたが。。。
やっぱり良いお料理は高いから、そんなに何回もいけませんよ。
年間経費としたら、毎週ファーストフード食べるのと変わらないと、、、
ちょっと言い訳しときます。
賢治くんの舌と食べ物に対する理念に、多大なる影響を与え、正に原点となる人物。
豊橋駅近くにある「銀さだ」の大将 小笠原さん。
寿司割烹のお店です。
大将は、とても良い素材を、本当に美味しいお料理に変身させてくださるマジシャン!
また、カウンター越しに大将とお話するのですが、食から人生観まで、幅広く、
ありがたいお話が楽しく、お腹も心も満腹感に満たされるお店です。
大将から
○食に対して感謝する
○食は身体にとって大事
○生きていく間は、ずっと修行を続けていくこと
など、色々お話いただき、
これ、小療理屋の理念につながってますよね。
お話を聞きながら、大将の鮮やかな手捌きをカウンター越しに見て、食材がどんどん美味しいお料理に変身していくのを眺めながら、彼は眼をキラキラかがやかせ、
「いつか銀さだで働きたい」とも言っていたかな。
小学生の頃、大将に頂いた
○魔除けになるスッポンの甲羅
○サインしてもらったお店のパンフレット
は、まだ部屋に飾られています。
彼は初ボーナスで、私達家族と叔父叔母、祖母を銀さださんに招待してくれました。
うれしかったなぁ。
でも、その3ヶ月後に病との闘いが始まり、世の中がコロナに翻弄され、
あっという間に3年も経っていたんだなぁ。
賢治の人生を豊かにしてくれた大将にどうしてもお礼が言いたくて、昨日、本当に久しぶりにお料理をいただきにいきました。
賢治の席にお酒と花を添えていただき、色々お話をして、私も元気をいただきました。
食べることは生きる原点で、心の健康にも繋がるんだなぁ〜
これだね!
君の想い、みんなに伝えないとね、賢治!
銀さださん、これからも元気もらいに行きます!
また、大将には散骨まで受けていただき、賢治を九州まで連れて行っていただき、感謝しかありません!
ありがとう。