小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

命日2年目を前にして&ははのことば

こんばんは。

店主の嫁、まりえです。

 

ははの言葉を年始に預かっていたのですが、アップできておらず、ごめんなさい。

ここで一緒に載せさせてもらいます。

ごめんね。

 

ははの言葉1月5日にもらってた言葉です!

 

新たなる歳を迎えました。

今年もよろしくお願いします。

 

令和3年、賢治がいない一年を過ごしました。

 

でも、嬉しいこともいろいろあったんですよ。

 

9月13日賢治の誕生日、お墓に綺麗なアレンジフラワーを供えていただきました。

未だどなたなのかわかりません。

誰かの中に存在してるんだー。ありがとう!

と感謝してます。

 

命日、年末、そして今年のお正月。

同級生の方や、大学のお友達がお参りに来ていただき、いろんなエピソードを聞かせていただきました。

本当にありがたいです。楽しい時間を頂いています。

 

人が好き!

人から想っていただける!

そんな彼から、私達への繋ぎだと感じてます。

 

だから彼は息づいてるんだよね。今も。

存在は消えていません。

 

私達、家族は皆さんに

感謝!

しています。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

私は、今年も癌支援のリレーフォーライフのボランティアがんばります!

 

賢治母

 

 

命日2年目を前にして。

 

命日2年目を前にして、2月に入るとやっぱりどうしても落ち着かない。

なぜかカウントダウンをしてしまう自分がいて、彼がこの世から離れて行ってしまうという感覚が日に日に強まっていくのは、年月が経っても変わらないんだろうなぁなんて感じています。

この1月に私自身は、出産を経験しました。

母となり、また違う視点ができてきています。

 

彼のことを想うとき相方としての視点しかなかったものが、ちょっと変化しているのを感じ、こうなることを賢治は望んでいないんだろうなぁなんて思ったりする。どうしてもその変化に対してはごめん。としか返事はできなくて、でもずっとあなたのことは大切なんだっていう言い訳のような言葉しか言えなかったりします。

 

あなたは人生を楽しんでたから、私も私なりに楽しむ。

ただそれが、賢治の意向には沿わない。それなのにあなたのことが大切。なんて矛盾してて。

大切な人が増えたんだ。ってあなたに胸を張って言えるには、まだ少し後ろめたいんよね。

 

彼が去った日やお葬式の日は空が青くて、とっても嫌悪感を感じた。

最近も天気がとっても良くて、ちょっと恨みがましく空を見てしまう。

彼に送り迎えしてもらった道であり、火葬場に向かった道の途中には菜の花がまた咲いてて、綺麗なのに好きじゃない気持ちでいっぱいになる。

 

明日は命日。

私と一緒に過ごしてくれてありがとう。

人生を生ききることを身を持って伝えてくれてありがとう。

あなたなくして、今の私はいません。

ずっと大好きなんよね。

それだけはわかってよね。

 

まりえ