小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

vs. 〜痛覚と排便の螺鈿〜

みなさん、こんばんは。

店主のけんじです。

現在、昨日の記事で書いてた冬になると食べたくなるものを協力プレイで作成してます。今のところ順調に出来てるので、明日にでもいい報告ができると思います!


さて、タイトルにもあります通り今日は痛みに関する副作用と、ニオイに関する笑撃的なエピソードを書こうと思います。

ちなみに、タイトルの元ネタ分かる人いますか?

vs. 〜知覚と快楽の螺鈿」って言うのが元ネタで、ドラマ「ガリレオ」のカッコいい音楽といえば分かる人が多いと思います。この曲めちゃくちゃ好きなんです。なんでかって?聴いてると頭良くなった気分になるからです。大学の受験勉強してる時はひたすらこの曲を聴いてハイになってました。オレ...アタマ...イイ...と思う事が大切だと、僕は信じてます。


そんなこんなで、まず痛覚です。FOLFOXからFOLFIRIになってから、投薬後の冷たい物に触れると起こる痺れが無くなったという利点がありました。僕がFOLFOXを始めたのが1月と言うこともあって、最初のうちはとても辛かった事覚えてます。じゃあ今は無いんじゃないの?と思う方も多いと思うのですが、痛みを感じる事案が2つあります。


1つは口内炎。FOLFOXなど、さまざまな抗がん剤の副作用にだいたい含まれてる口内炎ですが、僕はFOLFOXやってる時はありませんでした。しかし、FOLFIRIの5クール目の終わりくらいに少し出てきて、今は左側が痛いです。まだ、両側に無いので食事をする際にはそこまで支障はないのですが、これが両側にあるととても辛いことになります。これに加えて吐き気がある方とか、本当に食事するの大変だよな…頑張ってるな…と感心します。すごい。


2つ目は排便の時です。これについては何度か記事で書いてますが何度か書くほど辛い時があります。今回のクールでは便秘が無いのがほんっっっとうにうれしいのですが、下痢はすごいです。投薬して4日目とかは一番ひどくて熱もあり、腸壁がゴリゴリやられてる感じもあり、この僕がマジで一日中寝て過ごすくらいです。腸壁が痛く感じるのは少しの間ですが、メインはお尻の穴の痛みです。冗談抜きで御手洗いで唸ります。出先の御手洗いで唸り声が聞こえたら僕かもしれません。出待ちしてみてください。


この2つの痛みは、基本的に処方してもらったステロイド軟膏で対応してます。軟膏ベタベタするしあまり好きではありませんでしたが、今ではお友達です。軟膏マイフレンド。


最後にニオイに関する笑撃的なエピソードです。

空気が乾燥してきたり、風邪が蔓延しやすい季節になりましたよね。そんな時に皆さん何を使いますか?最近ではすっかり当たり前になった空気清浄機ですよね!あれって空気が汚れてたりすると、光が青→黄→赤とだんだん警告してきますよね。…だんだん色が変わりますよね?

大腸半分切除の術直後、僕の腸内細菌叢はおそらく壊滅状態だったでしょう。よく腸内細菌叢を「お花畑」に例えますが、あの時の僕の腸内を例えるとするなら「焼畑直後」です。また、オナラを我慢できずひたすら放屁してました。

退院してから、風邪などをひかないよう家の人が空気清浄機を部屋に設置してくれてました。ありがたいです。

ある日、そんな善意の塊の空気清浄機の目の前でオナラをしました。それまではまるで子守唄を奏でているかのように穏やかだった空気清浄機が、一瞬でダイソンに変わりました。

ヴィィィィィィィィィぃぃぃん。ヴォォォォォォォ。

そして、さっきまで青色だった瞳が真っ赤に染まりました。例えるなら、風の谷のナウシカで子どもの王蟲をズタズタにされた事に怒る大量の王蟲です。

ちゃんと、空気の汚れを感知してくれてるんだと感心した瞬間でした。


こんな汚さ満載の記事を最後まで読んでくださりまっっっことこにありがとうございます。

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「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」


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