ヘルプマークつけてみた ①
皆さんこんにちは、御無沙汰してます。
店主のけんじです。
現在11クールの9日目、薬も抜けてきてる感じで良く動き回ってます。
6月は中旬、72侯では「腐草為蛍 (かれたるくさほたるとなる) 」。蛍や紫陽花がいい感じの時期ですね。
東三河に長いこと住んでいながら一度も行ったことなかった「東三河ふるさと公園」に先日行ってきましたが、紫陽花がきれいでした。やるじゃん、東三河。近々蛍狩りもしたいことろです。
そんな季節を感じながら生きている私ですが、先日初めて電車 (名鉄) で外来通院に行きました。大きいトートバックに抜いた点滴が入った容器、病院の枕用のタオル、箱ティッシュ (鼻血対策)、お弁当等々詰めに詰めて通院しました。
そして、トートバックのひもの部分に
ヘルプマーク
を付けていざ名鉄へと乗り込みました。
きっと皆さん一度くらいはヘルプマークについて聞いたことはあるでしょうが、こんなのです。
www.fukushihoken.metro.tokyo.jp
一言で言えば、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が身につけています。僕なんか外見的には超スーパー健全な青年にしか見えないので、正にこのタイプです。(超スーパー健全な青年に対して意見のある方は申し出てください、僕の健全さについて徹底的に議論しましょう。)
行きは薬も抜けてて立っていても大丈夫なのですが、帰りは正直立ちっぱなしだと辛いです (足のことです、別の部位を考えた人は自分の健全さについて一度向き合ってください) 。点滴もぶっ刺さってるので、マークと点滴見せつければ心優しい誰かがきっと譲ってくれるだろうとヘルプマークを過信していました。
しかし、現実は甘くない (知ってた)
帰りの時間が帰宅する人が多い時間帯と重なってしまいました。毎回病院でする点滴が終わるのが5時近いのでこれは避けられないのです。優先席がある車両のドアから社内に入るとこんな感じでした。
死んだ魚の眼をしてスマホに夢中な会社員 (30代~40代後半) +女子大生っぽい女性で席は埋まってました。僕はご丁寧にヘルプマークがその人たちの目線に合わせた高さになるようにトートバックを持ち、ひたすら視線を送っていました。やり方が陰険だって?僕はなにかのアクションがあったら察しろと考えている人なのでこれが自然体なんです。そんな感じで、
「ヘルプマークで席を譲ってもらえるか!?」とyoutuberみたいな実証が始まりました。
しばらく時間がたってもみんなスマホに夢中
・中年オヤジ: tiktokで若い女性の動画に夢中でした。シンプルに言って人として気持ち悪いゾ、おっさん。
・女性:20分くらい経って初めて目が合いました。しかし立つ様子はなく視線はスマホへと。外見はあまり覚えていませんが、中身がブスのようです。
・30代くらいの会社員:パズドラに夢中。今時まだ続けてんの?
時間が経つにつれてだんだん楽しくなってきた頃、40分くらいかな?立っている乗客がいなくなる頃にようやく座れました。譲ってもらったわけではなく、単純な椅子取りゲームでした。
正直僕は体力有る方なのです今回は大丈夫でしたが、僕以外にもヘルプマークを付けている方はいるし、僕よりヘルプを必要としている方も多いと思います。なので名鉄に今回の体験と解決策について問い合わせてみました。すると次の日には返信が来ました。迅速かつ丁寧な対応です。
やっぱり、乗客のモラルによるものですね。強制力はないもの。
今回検証をやってみて結構やってて楽しかったので、今後通院の度実証してシリーズ化しようと思いました(笑)。何か許可とかもらえたらGoProとか買って動画撮ったら面白いなとも思いました(ゲス顔)。頑張れ、名鉄乗客、あなたたちは試されているのだぞ。
このブログを読んでくださっている皆様、これから電車に乗ってて自分が席を譲れる余裕があるときは譲ってあげてくださいね!!