小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

Another story~母のことば〜

こんばんは。お久しぶりです。

店主嫁のまりえです。

気づいたら半年空いてしまって、店主に怒られますね。

発信しなければ と言う彼の熱意を疎かにしてはいけない。

ここ半年自分のことで手一杯で、素直にごめんなさいします。

ごめんなさい。頭ぺちされるやつこれ。

 

今日は、けんじ母の言葉を。

家族の想いを。と言うことで、お話しして、この場を動かしていこう。

と言うことになり、お伝えする次第です。

 

 

はじめまして 母です(^^)

 

皆様には「小療理屋こんだ」をご贔屓にしていただき、ありがとうございます。

今日は久々の休暇でしたので、店主の行きつけの魚市場に出かけ、穴子をたくさん煮付けて癒されておりました。

楽しかった!市場はワクワクのレジャー施設(^^)

 

すっかり彼にプロデュースされている我が家です。

 

彼と会えなくなって一年半がすぎました。

そろそろ、親の立場で考えたこと、感じたことなど、皆さんに聞いていただきたいな、と。

ちょっと乱入させて下さいね。

 

子どもはいつになっても子どもです。

親はいつになっても心配ばかり...ついつい口出しちゃいますね。

だから、結構うっとおしがられます^_^;

子は大人になると、親に心配をかけまいと、余分なことは言ってこないようです。

でもね、何か心配なことがあったら、どうしたらいいのか一緒に考えたいな。

だって、一応人生の先輩だから。

 

彼らは一生懸命に生きてました。

辛さや痛み、いっぱいあったんだろうけれど、優しいから、心配かけまいと、全部ぶつけてこなかったと感じています。

体調が悪くなってから、一回だけ、お互いにギリギリの状態の時に、

「わからんくせに!」

と怒りをぶつけられました。

「わかるわけないじゃん、言わなきゃ。私だって辛いんだ!」

と言い返してしまいました。

私もずっと彼に気持ちを隠してたからダメですね。

お互いに震えるぐらい泣いて

泣いて...

その後

「ありがとう」

って、ポンポンされました♪

それからは素直に気持ちの交換がしやすくなった。

なんとも言えない時は、いーっぱい言い合えたのに、病気のせいで気を遣って、ちょっとだけ遠慮したのがいけなかったと反省しました。

 

子ども!親に甘えて、ちゃんと話そうね!

何か欲しい時以外もね。

 

親!いくら大きくなったって、子どもは子どもだから、口出ししてもいい!

 

お互いに、いつか離れちゃうんだから、思う存分話した方がいいよ!

 

私たちは、本当に濃い濃い毎日を重ね、一年余りの闘病、まさに「病」と「闘い」、やりたいことをやり、食べたいものは貪欲に追求して食べ、

悔いがないことを目指して生きていました。

たくさんの楽しみや、喜び。辛さ。

でも、悲しんでいる暇はなかった!

 

賢治、

私もあなたのおかげで、悔いは無いよ!

そして、私たち家族は、あなたと共に闘った戦友。

ど太い絆で結ばれました^_^

 

こんなお話、聞いていただきありがとうございます。

 

また来ていいですか?

 

闘病にあたり、家族がどう向き合ってきたかなど、少しでも情報共有させていただけたらと思います。

 

今日はありがとうございました^_^