小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

母のことば〜退院してから自宅療養になる時は〜

〜桜、ヒラヒラ舞い降りて落ちて〜

 

コロナ禍ですっかりカラオケにも行けませんね。

いきものがかりの『SAKURA』

まあまあ頑張って練習してましたね。

そんな季節になりました。

 

別れと出会い

なんだか、心がザワザワする時期でもあります。

 

なんかの歌詞のような季節になってます。

 

小療理屋の嫁が、とても詳しく記録した情報を掲載しているのに、母は、記憶を思い起こしながら、ちょっと曖昧な記憶ではありますが、何かお伝えできたらと。

 

退院して、まず実家=我が家で療養することにしました。

受け入れの際、まず考えたのは

①療養しやすい部屋の環境

②食事

③家族のスケジュール管理

です。

 

①療養しやすい部屋の環境について

気をつけたのは保温と換気ができること。

退院前に、空気清浄機をまず購入しました。

あと、ベット周りに日用品をまとめたり、テレビを見やすい位置に変えたり。

退院前の時間があるうちに整えておくと、安心して帰ってきてもらえます。

 

②食事について

術後の病院食を観察して、参考にしようと思いました。

また彼女(後の嫁)が「大腸ガンの術後の食事」の本を買ってきて、

「参考にしてください^_^」と。

やらねば!

母は毎日、メニューと食材、量を記録。

3週間スパンで一般食に戻していこうと。

 

が!それも1週間くらいで、食べたいものを食べやすいようなやり方に変更しちゃったかな。

食は心のお薬だから、あまりしっかり管理すると、なんだか、精神的に元気が出ないようです。そこも大事なケアではないでしょうか。

 

ただ、食中毒が起こりやすい食材は避けたり、加熱を十分にするなど、は気をつけてました。

 

心強かったのは、私一人ではなく、彼女と相談できたこと。食材の買い物などを家族に頼めたこと。

食事の作り手だけではなく、みんなで取り組みましょう^_^

 

③家族のスケジュール管理について

退院し、自宅療養となると、身の回りのこと以外にも、通院の同行や、体調の悪い場合の対応が、必ず生じます。

 

我が家は全員フルタイム勤務。

更に、私の仕事が忙しいシーズン。

通院の同行を誰がいく?

残業になってしまった場合は誰が夕飯を作る?

など、調整しながら、協力しながら。

誰が一人に荷重がかからないように。

ここが大事ですね。

闘病は総力戦!

どのくらいかかるか、わかりません。

患者はもちろん、支える人たちが、誰一人、孤立しないことが、療養生活には大事だと思います。身体だけじゃなく、心の健康のためにも、ちょっとでも、気楽に生きましょ^_^

 

◎今日の総括

私たちは

『チームこんだ』

で闘い抜きました。

 

だからこそ、今、みんな、悲しさや寂しさを抱えながらも、事実だけを受け止めて、自分の足で立っていられると感じています。