母のことば〜退院してから自宅療養になる時は〜
〜桜、ヒラヒラ舞い降りて落ちて〜
コロナ禍ですっかりカラオケにも行けませんね。
いきものがかりの『SAKURA』
まあまあ頑張って練習してましたね。
そんな季節になりました。
別れと出会い
なんだか、心がザワザワする時期でもあります。
なんかの歌詞のような季節になってます。
小療理屋の嫁が、とても詳しく記録した情報を掲載しているのに、母は、記憶を思い起こしながら、ちょっと曖昧な記憶ではありますが、何かお伝えできたらと。
退院して、まず実家=我が家で療養することにしました。
受け入れの際、まず考えたのは
①療養しやすい部屋の環境
②食事
③家族のスケジュール管理
です。
①療養しやすい部屋の環境について
気をつけたのは保温と換気ができること。
退院前に、空気清浄機をまず購入しました。
あと、ベット周りに日用品をまとめたり、テレビを見やすい位置に変えたり。
退院前の時間があるうちに整えておくと、安心して帰ってきてもらえます。
②食事について
術後の病院食を観察して、参考にしようと思いました。
また彼女(後の嫁)が「大腸ガンの術後の食事」の本を買ってきて、
「参考にしてください^_^」と。
やらねば!
母は毎日、メニューと食材、量を記録。
3週間スパンで一般食に戻していこうと。
が!それも1週間くらいで、食べたいものを食べやすいようなやり方に変更しちゃったかな。
食は心のお薬だから、あまりしっかり管理すると、なんだか、精神的に元気が出ないようです。そこも大事なケアではないでしょうか。
ただ、食中毒が起こりやすい食材は避けたり、加熱を十分にするなど、は気をつけてました。
心強かったのは、私一人ではなく、彼女と相談できたこと。食材の買い物などを家族に頼めたこと。
食事の作り手だけではなく、みんなで取り組みましょう^_^
③家族のスケジュール管理について
退院し、自宅療養となると、身の回りのこと以外にも、通院の同行や、体調の悪い場合の対応が、必ず生じます。
我が家は全員フルタイム勤務。
更に、私の仕事が忙しいシーズン。
通院の同行を誰がいく?
残業になってしまった場合は誰が夕飯を作る?
など、調整しながら、協力しながら。
誰が一人に荷重がかからないように。
ここが大事ですね。
闘病は総力戦!
どのくらいかかるか、わかりません。
患者はもちろん、支える人たちが、誰一人、孤立しないことが、療養生活には大事だと思います。身体だけじゃなく、心の健康のためにも、ちょっとでも、気楽に生きましょ^_^
◎今日の総括
私たちは
『チームこんだ』
で闘い抜きました。
だからこそ、今、みんな、悲しさや寂しさを抱えながらも、事実だけを受け止めて、自分の足で立っていられると感じています。