小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

副作用との上手な付き合い方

みなさんこんにちは。

店主のけんじです。山口に向けて出発しました!

新幹線の旅なので駅弁もいいかと思いましたが、名古屋に丁度お昼頃に着くということで、何気に初めて「住吉」に突撃しました!

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そして、牛肉きしめん+エビ天と豪遊…!

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控えめに言って、バチコリ美味いです…!

皆さんも名古屋に来る時は是非一度はご賞味あれ!



さて、そんなこんなで現在は発熱もなく旅行を楽しめてるわけですが、いつもなら発熱や副作用に悩まされてる時期です。しかし、どんな副作用にやられているかを考えたところうまい所対処出来ました。なので、僕がどの様に副作用と付き合ってるか書こうと思います。


まず大切なことは、


・治療における自分の症状、副作用を把握すること


これが、治療中のQOL (生活の質) を上がるうえでとても大切だと思います。僕は2週間に1度の投与ですが、出てくる症状や副作用の中で生活の質を落とす原因になるのは主に、発熱、倦怠感です。自分の生活の中で苦になる症状が分かれば、今のご時世それに対するお薬は大体あると思います。


そして次に大事なことは、


・その症状、副作用が出てくるタイミングを把握しておくこと


抗がん剤投与後、何日目にこんな症状が出て、何日経つと楽になる。これは回数を繰り返せば大体その人自身のサイクルとして把握できるはずです。僕の場合は、投与直後 (1日目) 〜4日目の朝までは発熱もなく、倦怠感もなく、バグスター (5-Fu) が右胸のポートに刺さってる若干の違和感しか感じません。ところが、4日目の昼過ぎから急に体調が悪くなり、7日目の夜くらいにやっと動けるくらいに復活するといったサイクルが確立されてます。


以上の事を主治医の先生に伝えたら、

「症状と、出てくる時期から考えるとステロイドが切れたのと関係ありそうですね。」とのことでした。そこで、「今回は症状や副作用が現れることが予測される時期での旅行なのでデカドロン (ステロイド) を多めに処方してくれないか。」と打診したところ、快くOKをいただきました。

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ちなみにこれがデカドロンです。五角形はまるで五稜郭を彷彿とさせる美しさ、五角形なのにペンタドロンではないかという点にミステリーを感じる事も出来るお薬です。

今回は、投薬してから6日目の日にCT検査があるということあって、6〜9日目分に相当する量を追加で処方していただきました。8,9日目分は旅行中にステロイドが切れた時の症状が出ない為の対策です。


同じように抗がん剤の治療をされている方の中にも、僕のように出かけるのが好きで、この日だけは絶対外せない!!!って人は沢山おられると思います。そのような方は、しっかりと普段の自分の調子をメモして主治医の先生に伝えて、対処法を聞いておくと体調を整えれるのではないかと思います!


ただ、忘れないでほしいのは、あくまでも薬による対症療法であるということです。薬を使えば楽になるかもしれませんが、その後の代謝を考えると多少なりとも肝臓などに負担がかかります。なので僕もよっっっぽどの予定が無い限りは、大人しく副作用にやられてほぼ寝たからの生活をしています。時には38度近い高熱の中、汗をかくために死ぬ気で散歩したりしてます。どえらいです。

一度楽な事を覚えてしまうと溺れてしまいそうになりますが、自制する心が大事です。こうなった今、タダで楽になれるなんて甘いこと考えない方が気分は楽だと個人的には思います。


最後には少し厳しく言ってしまいましたが、自分の体、副作用と向き合うことが何より大事です!何かしら、やりようはあると思います!

うまく付き合って、QOL上昇させましょう!\\\\٩( 'ω' )و ////