小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

術後1年記念日

みなさん、こんばんは。

店主のけんじです。

今日はあったかい1日になりましたね。おかげで少し散歩もできました。7クール目の副作用もそろそろ抜けてくる頃ですが、発熱と排便にまだ悩まされてます。ステロイドを飲めば発熱に関しては治ると思いますが、カロナールでなんとかなる日はカロナールで対応してます。明日くらいにはステロイド無しで一日動ける体になってることを祈ってまず。


さて、今日は12/18です。去年僕が生まれて初めて手術をした記念日です。とは言ってもあまり記憶はありませんが笑。

縫い目も柔らかくなって、術痕が痛くなることもなくなって、時が経ったのを感じます。

最初の頃の記事でも書いてあると思いますが、僕は手術で大腸を半分切ってます。こんな感じね。

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当日はお昼前くらいかな?入院してる部屋のベッドからストレッチャーに乗り換え、病院内を

今から手術するから応援よろしく!

みたいな感じで手術室まで凱旋パレードしました。ストレッチャーに乗ってると、自分重症なんだって感じますよね?みなさん、あんまり乗ったことないか笑。

手術室に着く直前、確かお父さん、叔父さん、叔母さん、彼女、12/13に手術して気合で一時退院したお母さんに見送られて手術室へ着きました。割と笑顔だったはずです。

手術室に着くと、

ドラマで見たことあるやつだ!ちょっと汚いけど!

と思わず言ってしまいました。テンションが上がってお口のチャックがガバガバだったのでしょう。そしたら執刀医が、

箱はドラマみたいに綺麗じゃないかも知れんけど、設備とスタッフは一級品だから!!

と素早くフォローしてくれました。おそらく、手術前に急に不安になる人もいるので心のケアに慣れているのだろう。

そんなこんなで手術台に乗せられ、背中らへんからブサーーって針刺されてからは麻酔で意識が飛びました。


ここまで読んでくれた方、コイツは手術怖がってなかったのか?と思うかもしれません。


はい。本当に怖がってませんでした。

なんせ、急展開だったもので自分のお腹が30センチ切られることを知っていても怖くありませんでした。

ジェットコースターとか怖すぎでしょ乗る人頭おかしいって思う僕でも手術は怖くなかったので、これから手術を控えている人、どうか安心なさってください。スチールドラゴンの方が怖いです。



しかし、怖さと痛みは比例しないです。術後目が覚めると

「ハァァァォ!?イッタイッタイッタアリエンイタリアン」

くらい悶絶してました。ひたすら痛み止めと睡眠剤を打ち込んでもらってた気がします。

お父さんと彼女は手術が終わるまで付き添ってくれて (ほんと感謝) 、夜はお父さんがずっとついてくれてました。普通なら超感謝してありがとうありがとうと言い続けそうな場面ですが、痛みがそれを邪魔しました。

言葉を発すると痛い中、お父さんは


大丈夫?何処がどんなふうに痛い?


5W1Hを巧みに使って聞いてきます。賢い故でしょう。

僕はファファ、ハァハァを言う以外だとマジで腹が痛かったので


うっせえこのクソじじい!!!YESかNOで答えれること聞きやがれ!!!


と怒鳴ったのをちゃんと覚えてます。マジでごめんなさい。人生で初めての反抗期だと思って許して。

普段僕と話してた方ならわかると思いますが、こんな汚い言葉を怒鳴って使うくらい手術初日は辛かったです。


そして次の日からは、看護師さん監修の元、執念と根性のリハビリが始まりました…優しい顔した悪魔っていうのを肌で感じました…


と、今日はこのくらいで!

最後まで読んでいただきありがとうございました!ついでにしたーーの方にある「病気ブログ」をポチッとしてくれると去年の僕が報われます!