小療理屋~こんだ~

2018年12月、25歳で大腸がんステージⅣと宣告されました。料理が好きなのでブログ名は小料理屋とかけました(笑)。前向きな闘病記にしたいです!

癌だと分かってからちょうど1年経ちました

みなさん、こんばんは。

店主のけんじです。

昨日、今日とあったかかったですね。明日も天気良くてあったかそうなので、香嵐渓でも行ってこようと思います。まだギリギリ紅葉残ってる感じらしいです。

明日は遊ぶので、今日は常備菜作りました。僕の得意料理「サバの味噌煮」です。

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食べたことある人ならわかると思いますが、マジでお店の味です。鯖の脂乗り具合等素材が重要ですが、作り方は至ってシンプルです。気になる人はコメントください。


最近、ちょうど1年前系の記事が多いなーと思う方、本当にちょうど1年前を振り返ってるのでそんな事があったのかと温かい目で読んでくれると嬉しいです。

さて昨日の記事でも書きましたが、ちょうど1年前のこの日、僕は朝から豊田総合病院へ向かいました。大したことないだろうなと心の中で思っていたので自分で1時間近く運転して病院は向かいました。東浦のイオンモール前がとても混んでて全然進まなかったの今でも覚えてます。

総合病院なんて受診したことなかったので、わーでけーキレーなんて思いながら受付開始時間に合わせて行って、紹介状を出して、消化器内科で若い女医さんの診察を受けて、CTを撮ったのが午前中でした。

CTの画像撮ってからなかなか診察に呼ばれないな〜と思ってボーーっと待ってました。

そして、外来の患者さん達が大体いなくなったころ (15時くらいだったかな?) 、看護師の方から


どなたでも良いので、ご家族の人って呼べますか?


と伝えられました。

んん??家族の方??なんで??

去年の12月第3週の火曜日は12/11でした。去年の12/13は兄と母が手術の為入院していたので、仕事中で悪いなーと思いながら父に連絡して1時間半かけて豊田まで来てもらいました。ありがとう、父。

院内の照明がだいぶ落ちた頃、父が来て一緒に診察室へ入りました。そこで先程の若い女医さんから


大変伝え辛いのですが、横行結腸癌だと思います。


と伝えられました。開口一番で度肝を抜かれました。

頭は真っ白、目の前は一瞬真っ暗になりました。ポケモンの世界ではなかったので、手持ちのお金が半分になる事がなかったのだけ幸いでした


初めは理解が追いつきませんでしたが、CTの画像見たりしてるうちに落とし込めて、自然に涙が出てきました。

有難いことに先生は、

「自宅の近くにある総合病院か、最先端の愛知県がんセンターのどちらも紹介出来ますが、どちらにしますか?」

と、2つの選択肢をくれたので迷うことなく

「愛知県がんセンターでお願いします。」

と伝えました。


この日は帰ることなく入院することになったので、診察後、職場へ電話して事情を説明したり、彼女に連絡を入れたりしました。けんじ、人生で初めての入院です。

彼女は仕事終わりに飛んできてくれて (実際には飛んでない) 、病室で寝泊りしてくれました。父は、兄と母の事もあるので一旦帰って万事に備えてもらいました。

おそらく、今までの人生において僕の心がMAXダメージを受けた日でしたが、2人に支えられてなんとか乗り切ることができました。たぶん1人ではメンタルがやられてたと思います。


身近な人を大切に思ってきて良かったな、と心から思った1日になりました。みんなも近くの人こそ大事にしてねん。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

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